《完》嫌われ教師の腕の中
「何処にいくの?」


「とりあえず…服を買いに銀座に向かいます」


「えっ!?」


「どうして?」


「……今夜は赤坂のプラザホテルでディナーをご予約しているので…」



「そんなコト一言も聞いてない…」



「そうでしたか…私は…ご存知かと思ってました…」



羽鳥さんは運転しながらも私に話かけてくれた。
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