《完》嫌われ教師の腕の中
羽鳥さんは昨日は寡黙だったけど、今日は積極的に私に話しかける。
意外と素はフレンドリーで私たちは世間話を交えて…話を弾ませた。


「羽鳥さんは先生のコト知ってるの?」



「ええ~まあ…同じ歳ですし…此処の卒業生ですから~」



「同じ歳??」


「はい…颯斗様と私は…同級生です…それもあってずっと…そばに仕えて来ました
何か聞きたいコトがあれば何なりと…」



「……昔から…あんな風に人には嫌われてたの?」



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