《完》嫌われ教師の腕の中
銀座では有名な老舗デパート。



私たちは裏口から入って所謂VIPルームに通された。



初めての経験で躊躇する私を脇で羽鳥さんがしっかりとフォロー。
心強かった。



見せられるカタログの中の商品はどれも一流品。
桁の違いに戸惑う。



「……本当にいいの?」


「はい…」


羽鳥さんは穏やかな微笑を添えて返す。






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