十†字†路
★裏十字路~第一章~
暗路1・自己判断~I~
人間は誰もが皆、
『才能』がある。
野球の才能であったり、
歌の才能であったり、
人を笑わせる言葉、それを言える才能であったり。
はたまた、
殺人の才能であったり、
嘘の才能であったり、
人を傷つける言葉、それを言える才能であったり。
多種多様の才能たち。
人によっては複数持ち、
人によっては大きな才能、つまり天才であったり。
そんな才能をみんな持っている。
「だからこそ…これも才能の1つなワケで…」
そう!決して特種だとか特異だとか…そういうのじゃない。
才能の1つ。
人間の才能の1つ。
「だからですね、人間の不幸を取り除く、そういう才能なんですよ」
風水みたいなモノですよ、と継ぎ足す。
「だからですね…」
「はいはい、安心しろ。金目的じゃなさそうだから捕まえはしないから」
警察官は淡々と話を聴かない。
だから何故、
ワタシが、
こんな目に、
会わなきゃならんのだ!
「えーとりあえず、宗教の勧誘じゃないんだな?」
「違います」
「名前は?」
「ミコト…須佐野命」
ワタシは、
須佐野命は、
生まれて初めて、
警察に捕まった。
『才能』がある。
野球の才能であったり、
歌の才能であったり、
人を笑わせる言葉、それを言える才能であったり。
はたまた、
殺人の才能であったり、
嘘の才能であったり、
人を傷つける言葉、それを言える才能であったり。
多種多様の才能たち。
人によっては複数持ち、
人によっては大きな才能、つまり天才であったり。
そんな才能をみんな持っている。
「だからこそ…これも才能の1つなワケで…」
そう!決して特種だとか特異だとか…そういうのじゃない。
才能の1つ。
人間の才能の1つ。
「だからですね、人間の不幸を取り除く、そういう才能なんですよ」
風水みたいなモノですよ、と継ぎ足す。
「だからですね…」
「はいはい、安心しろ。金目的じゃなさそうだから捕まえはしないから」
警察官は淡々と話を聴かない。
だから何故、
ワタシが、
こんな目に、
会わなきゃならんのだ!
「えーとりあえず、宗教の勧誘じゃないんだな?」
「違います」
「名前は?」
「ミコト…須佐野命」
ワタシは、
須佐野命は、
生まれて初めて、
警察に捕まった。