夢の続きで逢えたら
「な、何それ!?」
「へへ。すごいだろ」
そう自慢げに海水パンツを披露する浩二。
「レインボー海パンだぜ!」
目を当ててるだけで失神してしまいそうな、
ド派手な海水パンツ。
「そ、そんなの一緒にいるこっちまで恥ずかしいよ!」
「恥ずかしい?何言ってんだ一軌。かっこいいじゃん」
まぁ浩二らしいと言えば浩二らしいが…
「大輔もかっこいいと思うだろ?」
大輔は腹を抱え涙を流しながら笑っていた。
「ハハハハハ!なんだよお前それ!いや最高だよ!最高!」
「だろ!?なっ、一軌。大輔も最高だってよ!」
「いや…そういう意味じゃないと思うけど…」
浩二のレインボー海パンを散々笑っていた大輔はというと、
昔から泳ぎが苦手だったというのもあり、
大きな浮輪にシュノーケル姿だった…
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