答えはすぐそこに


そして先生は伸びをして言った。



「送る」




「えっ?
いいですいいです!!そんな悪いし…」



「いや、こんな暗い中帰す方が悪い。

第一何かあったらどうする?」



「でも…」



「とりあえず乗れ。
ちょっとここで待ってろ。荷物取って来るから」




そう言って先生は準備室を出た。




え…



えぇぇぇ!!!!!





私…先生の車に乗っちゃうの?




いやいや!!



断ったのは私がもたないんだって!




嬉しいけど…



でもでもぉ…



恥ずかしいよ…



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