LOVE FIGHT〜恋の勝負〜
「な……なに…す…んぅっ」
この間とは違って
何度も何度も
離れては重なる
手をしっかりと掴まれ
抵抗したくても出来ない
「ハァ…も…やめ……んん!?」
なんとか会長の唇から逃れ
口をあなた瞬間
待ってましたと言うように
舌が差し込まれる
「っ…んん………?」
口の中に何か入って…?
――――――――――
「はあっ……はっ…」
やっと解放された…
「クク…案外、可愛い声してるな?あっ、それお礼ね。」
口の中をゆび指す会長
「甘い物、好きだろ?」
さっき入ってきたのは
リンゴのあめだった
キスしてる間に
ほとんど溶けたけど…
「味、それしかなくてさ。次はイチゴ用意しとくよ。」
ニヤリと笑って
私の顎を持ち上げる
「つっ…次って…何言ってるんですか!//」
バシッと手を振り払う
「ってーな…やっぱ可愛くねー。」
「っ……時間がないので失礼します!!」
そう言って
急いでその場を立ち去った―