Forbidden Love
やがて2人は観覧車という箱に向かった。







「…茜…ッ!」



すると、彼女を呼ぶ声がした。



振り返ると……



彼女たちと同い年くらいの女が立っていた。




誰だ…?




「ッ沙耶香……!!」



彼女は言葉に詰まっていた。




緊迫した空気が俺たちを妖しく包んだ。




「どうしてここに…」



「遊びに来たのに何か悪いの?」



「い、いや…」




彼女は強気の女に小さくなっていた。




< 100 / 363 >

この作品をシェア

pagetop