Forbidden Love

「結崎…お前そんなに桐島にキツく当たらなくても…」


「別にそんなつもりないわ」



どうやら2人の知り合いのようだ。




「茜、アンタ“あの人”のお墓参りくらい行ってるわよね?




「ッ……!」





墓参り……?


誰の墓なんだ?





俺には全く分からない。



「……」



「黙ってるって事はまさか“行ってない”の?

一度も?」




「……」




彼女は俯いて唇が震えているのが分かった。




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