Forbidden Love
「ッ……」



なんで何も言わないんだよ



『アカネ、答えろよ。
なんで黙ってんだよ?』


「レオくんには…ッ関係ないでしょ!!」




目に涙を溜めながら見る彼女に

俺は一瞬で石になった。



「なんで…こんなに…ッ」


そう呟くと寝室に籠ってしまった。




『ックソ!!
何なんだよッ!?』



ドンッ!と強く壁を殴るとビリビリと痛みが走った。


一体彼女は何を抱えてるんだ…。
気になってしょうがない。



『こうなったら……』




俺は仕方なくもう1つの手を考えた。




< 104 / 363 >

この作品をシェア

pagetop