Forbidden Love
『う……ッ!』



「ちょっと、あなた大丈夫!?」



痛い……苦しい……





頭の中が破裂しそうだ…




強く瞑る目の奥には




はっきりしないノイズかかった映像…。





―沙耶香、俺は…―





『ッ!?』




なんだよ今の…




「ちょ…大丈夫なの!?」


結崎は俺に近づいた。




『いや…大丈夫だ…。

それより…“柏木怜央”について
教えて欲しい…』




俺は結崎に笑ってみせると

フウッとため息をつくとまたイスに座った。



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