Forbidden Love
―雨がいつの間にか降っていた…。



自分がどうしているのか、


なぜこうなったのか半分分からなくなった。




「…レ……オ…くん…?」



傘を差してくれたのは




俺が1番……会いたかったヤツだった。



『…アカ……ネ…?』



「どうしたの!?
びしょ濡れじゃない…!!

とりあえず家に……」



『触んなッ!!』




俺は彼女の手を振り払った。



会いたかった反面、




“怒り”を覚えた。




< 120 / 363 >

この作品をシェア

pagetop