Forbidden Love
「レオくん!!

レオくんはレオくんのまんまだよ!!
だからそんなに苦しまないで!!」




ふいに彼女が俺を抱きしめてきた。



―その瞬間、




映像が脳裏に映し出された。




―危ねぇぇッ!!―



―やだッ…死なないでぇー!!―





『わあぁぁーッ!!』




俺は羽根を出して空を飛び立った。




「レオくん!!」




彼女の叫び声が聞こえたが



もはや今の俺にはどうしようもなかった。




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