Forbidden Love
「もうっ!!

せっかく授業終わって放課後になったから
起こしてあげたのに!」



「…もう放課後…?」



少年…いや、怜央はキョロキョロと辺りを見回した。




「バーカ、ずっと寝てるからだよ!」


少女はケタケタと笑うと少年のカバンを取った。




「あ、おい!!」



「返して欲しかったら早く来なよ~♪」



「コラーッ!!
待て……ッ!!」



あれ……名前のところが聞こえねぇ……。



どうなってんだ…?



これは―……。




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