Forbidden Love
頭痛に苦しみ出したレオくんを見て、


私はどうしようもなく、
ただ…抱きしめるしかなかった。



体が勝手に動いたのだ。





「わあぁぁーッ!!」





飛び去って行ってしまったレオくん…。


私は神様を恨んだ。




こんな事になって欲しくなかった…ッ!!



どうして私は―……






大切な人傷つけてしまうの……?





神様、あなたを恨みます。
憎みます……。





自然に涙が溢れ、
おぼつかない足取りで家に向かって歩き出した。






< 131 / 363 >

この作品をシェア

pagetop