Forbidden Love
「ちょうど帰ってくる頃からと思って作ってたのよ」




コトンと私の前に置かれたのは




大好きな“ココア”だった。






『わぁ〜!!
ありがと、お母さん♪』





私はすぐに荷物を置いて
ココアを一口飲んだ。




『あちちち〜っι!!』





思わず熱さで舌がヤケドしそうになった。


ヒリヒリする〜ι!!




「もうバカねι

―そういえば、お隣さん、
ご近所さんから聞いたんだけど
茜と同じ学校の人みたいじゃない!」




『ッうん…そうなの!』




今は触れて欲しくないな…





「…茜、何かあったの?」




お母さんにはやっぱり敵わないなぁ…。



すぐに分かっちゃうんだもん…。




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