Forbidden Love
―……


―翌朝―……




私はだんだん受験どころではなくなって来ていた。





『ハァ……』






私はというと―……





学校の屋上で静かな時を
過ごしている。





簡単に言えば、“サボリ”





青い空がどこまでも高く澄んでいて、





自分が浮いているように思えてきた。





「―き〜り〜し〜ま〜!」




『ひゃう!?


…あ、那智くん…!?
なんでここに…授業…』





いきなり視界に入ってきた那智くんの綺麗な顔に



私は思わず身を退けた。





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