Forbidden Love
「私が殺したようなもんですよ。

みんな私が悪かったんです…
他人を傷つけたから…。

だからバチが当たったんです」





え…今何言って……




彼女が誰かを殺した―…?
どういう事だ?




―ジャリッ…―




『あ…』



俺は話に集中しすぎて
足元にある石を踏んでしまった。




「ッ!!」



彼女は振り返って
「なんでここにいるんだ」と言わんばかりの顔をした。





「レオくん…ι!」




彼女はすぐに目をそらした。



俺は女の方を見た。





その時―――風が強く吹いた……。





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