Forbidden Love
「ッ…“怜央”…!!」



驚く那智くんの表情が
“腕の中”から見える。




「悪いな那智。
コイツは渡せない…コイツは…」



『レ、レオくんッ!?』



どうしてレオくんが…!?

私と那智くんがくっつく事を望んでたんじゃ…



どうしよう――すごく…



揺れてる。




「怜央…お前…まさか…」


「あぁ…俺は――




コイツが好きだ。


どうしようもなく…」





レオくん……何…言ってるの…?



あれだけ俺は昇級するために、って言ってたのに…





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