Forbidden Love
―……


私を抱えてどこへ向かうかと思えば、

着いたのは教室ではなく
中庭だった…。




そこにあるベンチに私を下ろすとため息をついた。




『あの…レオくん……?』


「ん――?」



んーって……ちょっと…ι



『さっき言ってた事…』



「…あ、あれは…その…ι

つい口が滑りまくって…ι」



そっぽを向けるレオくん。


一瞬だったけど、顔が赤かった気がした。




私は今も胸の鼓動が静まらない…。




「アイツだけには……」



レオくんが何か言いかけた。




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