Forbidden Love
「これが何か分かるか?

これは今キミから取った
“ある言葉”の実体物さ」


『ある言葉って、何なんですか…!?』




クツクツと笑うタクくん。



「それは今に分かるさ、
どうなったか身に染みてな」




タクくんはそのシャボンをポケットにしまった。





「――アカネッ!!」



『…レオくん…ッ!?』




突然の私を呼ぶ声にハッとして上を見た。



「―何してんだよ…タク…!?」




レオくんは私の前に立ってタクくんを睨んだ。




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