Forbidden Love
―身に染みて分かるさ―



あの怖い表情が頭から離れない。



私は…いくら決めても…




レオくんを思い始めても…


もう




伝えられないんだ…。



『…っく……どうして…』


「ア…カ……ネ…?
なんで泣いて…」


『ごめん…やっぱなんでもない―!!』




胸にナイフが刺さった気分だった。


そして…2度と抜けることのない…




呪いにかかってしまった。



『……てよ…。

私の言葉を返してよぉ…ッ!!』




力なく私は言葉を空に放ち憎いくらいの青空を睨んだ。



その青空は…



まるでタクくんが笑っているかのようだった。





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