Forbidden Love
ベッドの中で那智くんの言葉を考えていた。




私は元々好きになる資格はないのに…



『……ッ……ッ……』



“好き”と出そうとしても詰まってしまう。



タクくんにもう1度会いたい。


会って話をしたい…。






「―身に染みて分かったらしいな」



『ッタ、タクくん…!!』


出るタイミングが良すぎる…ι



私はふよふよと浮く
タクくんの前に正座してじっと見た。



「え、おい何のつもりだよι?」



『私の言葉を返してください』



タクくんは普通の顔に戻り「ダメだ」と言った。




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