Forbidden Love
俺は何を思ったのか――



『――いいよ』




こんな事を口にしてしまっていた。



俺は――…彼女を忘れる事にした。





―……


それから俺は…

休日に結崎と遊びに行くようになった。



結崎はすでに大学は決まったらしい。




…学校では席替えとやらですっかり2人と席が離れたが、

すっかり気まずい空気が広がり、俺は常に1人となってしまった。



2人は雰囲気的に上手く行っているように見えた。


これで良かったんだ…
俺はとんだバカ天使だ。



俺は今更ながら自分を笑ってしまった。



…だが、このポッカリ空いた気分は消える事はなかった。



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