Forbidden Love
『…ちっとは目ェ覚めたかも…しれないな――』



俺はプルトップを引いて、

もらったばかりのココアを口に含む。




『…苦い……ι』



やっぱり彼女の家のココアが一番いい。



この苦さはきっと……



今の俺の気持ちだろう――




―すると、携帯のバイブが鳴る。


メールだった。




From 結崎沙耶香
--------------------
sub 怜央くんへvv
――――――――――
やっほ〜♪
今度の休み、遊園地行
かない?

友達に割引券もらった
んだ!

返事待ってるね
(>∀<)ノシ

 ---END---



こうメールが来た。



< 209 / 363 >

この作品をシェア

pagetop