Forbidden Love
「―茜、着いたぞ」



『ふぇ…?

…あぁ…寝ちゃってたんだι』



「背中がすっげー温かかったぜ」



那智くんは親指で自身の背中をトントンと指した。



『ごめんなさい〜ι』



「いいって♪
―ホラ、行くぞ」




私たちはかなり大きい建物

水族館に入った。



中は水の世界が広がっていて、

暗い世界に青い世界が入り交じって幻想的な空気が溢れる。



『キレーだなぁ…』



それだけでも私の心は跳ね上がった。



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