Forbidden Love
「望まない死を迎えた人間。
望んだ人間…。

これらによって天使と悪魔を生み出したのだよ、神は――」




『ちょっと待て…俺が天使だと言う事は…』




背筋が…体全身が…


杭で打たれたような気分だった。




これから聞かされる事が…怖く感じた。




長官は俺の方を見て目を閉じた。




「レオ……お前は――

“望まない死を迎えた人間”なのだ…」




どん底に叩き落とされたような衝撃が


物凄い勢いで駆け巡る…。


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