Forbidden Love
「お前が欲しい…、って言ったらどうする?」



「ふぇ……ι?」



彼女はまだ理解しきれていないらしい。



「例えば……」



俺は彼女の顎を上げ、
そこに顔を近づける…。



「ッにやぁぁぁー!!?」



すると彼女は顔を真っ赤にしながら俺の胸板を押した。


予想外の力に俺は驚く。



「〜〜もう!
怜央の変態、バカ!!」



そう言うとパタパタと教室から出て行った。


そんな仕草に俺は笑いが止まらなかった。




「あ〜ホントおもしれ♪」


時計を見てから再び片付けを始める。



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