Forbidden Love
「この娘はそれから3年もお前を想いながら…

過去に身を蝕まれて生きてきたのだ。


…それを見て神はお前をよこしたのだ」




胸が痛んだ…。


彼女は…たくさん苦しめられてきたのだ…。



「お前はいいな…こんなに優しい人間が傍にいて…」



『はい…。
俺はホントに幸福者です』



俺は長官に続いて部屋を出る。




「―レオ!」


「……ッタク…!」




突然ドアが開き、

立っていたのはいつもと違うタクの姿。



『ッその服……』



「あぁ。大天使になったのさ」



長い白ローブを見に纏った姿は俺がなりたかった姿。


…あの為に俺は…。



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