Forbidden Love
お母さんも孤独だった…

お互い独りぼっちだった。


周りには友人がいても…
仕事仲間がいても―…



帰る先は孤独の闇。




―この辛い日々はいつになったら終わるの?―



昔私はお母さんに言った。

お父さんと離婚して…私たちはどうすればいいのか、と…



―でもお母さんは言った。



「その中での幸せこそ…
本当の幸福だ」と――。



それを聞いて私はそれを信じた。

タクくんにも言った。




―私は…答えを出さなければならないのだ。



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