Forbidden Love
『私は…例え怜央じゃなくても…レオくんが…

“好き”なの!ッ!』



その時…私は気付かなかった。


私の大切なものが…


戻ってきていた事に…。




「オレは…ずっと前から茜が好きだった!

アイツが死んで悲しかったけど…もう1人のオレは喜んでいた!


ッだけど…オレはそんな非道なヤツにはなりたくないから抑えてきた」



那智くんが…怖い…。



「そして…塚本が現れて、アイツの姿を見ると不安で堪らなかったッ!!

今度こそ……。

だからオレは……」



『な…ッ』

「もうやめて那智!!」




―突然、私の声と誰かの声が被る。



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