Forbidden Love
「…そんなの―…とっくに許してるさ…みんな」



「そ、そうよ那智!
あたしたちは永遠の親友でしょ?

全く、何年一緒だと思ってんのよ!」



沙耶香はゴシゴシと涙を拭いながら

ペシッと那智くんの頭を叩いた。



それから私を見る。



「…あたしさ…自分の事しか考えてなくて…

茜の気持ち考えてなかった…。

それでずっと茜が妬ましくて――…その…ι」



私は言う前に抱き締めた。



『分かってるから…平気だよ…!

私こそ…ッごめんね!』





やっと和解できた瞬間――



私はどれ程この時を待っていただろうか…。



私たちは――…


3年の時を経て…


元の4人に戻ったのだ。



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