Forbidden Love
―……


「―なんか自分の家に戻るのって変な感じだな…ι」


『何言ってるの、今さらになって!』



私とレオくんはある場所に向かっている途中。



「だってよ…見たらどんな顔するか…ι」



『コラ!
男だったらブチブチ言わないの!』



ペチッと額を叩く。

瞬時に眉間にシワが寄る。



―角を曲がると…

玄関に立っている人が見えた。



気配に気付いた人……


静さんは振り返ると、

持っていた荷物をドサリと落とした。



「ッ……怜央…!?」


「母さん…ッ」



静さんはこれでもかという位レオくんを抱き締めた。


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