Forbidden Love
レオくんは私の頬に唇を寄せた。



「アカネ…好きだよ…」



私たちはお互いに唇を重ねた。



そして



だんだん…深くなる。




甘い…



甘い…




特別な日の前日の夜。



私たちは心を通わせ、


深く…


深く…



愛し合った。




『レオくん…』


「アカネ…」



レオくんのしっかりした腕の中、私は涙が流れた。


悲しみなんかじゃない…


これは幸せの涙なんだよ…?




―…頬にふと水が落ちた。



それは…




『レオくん……泣いてる…の?』




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