Forbidden Love
「それより、学校早く行くぞ?

遅刻したらどうするよ?」


『あ…うん…』




―……


学校に着くと窓際の席が
“なかった”。



『な、那智くん…ッ!
窓際の席……』



「ん?
窓際の席は“元から無かった”だろ?」


『!?』



どうなってるの…?


確かにあそこはレオくんが座っていた…



「朝から大丈夫かよι?」



―pi、pi、pi、pi…!―



すると那智くんの携帯が鳴る。


電話に出るとうんうんと返事をしてすぐに切った。



< 355 / 363 >

この作品をシェア

pagetop