Forbidden Love
―……



学校が終わり、

靴を履いて校門で待たせている沙耶香の所に行く。



沙耶香は――変わった様子はない



前みたいに…冷たくない。



「ヤホッ、2人共!」


「悪いな待たせてι」


「平気だよ、気にしないで!」



私は2人の会話を黙って聞く。




「―さ、とりあえず行こっか…」



私たちは並んで歩いた。



1度も行った事のない…



怜央のお墓―……




< 357 / 363 >

この作品をシェア

pagetop