Forbidden Love
『よぉタク、何だよ?』



「お前、長官のところに行くんだろ?」



『まぁな』




タクは俺の親友。



小天使の時に知り合い、
ずっと一緒でいつも隣にはコイツがいた。




女みたいに綺麗な銀髪が風でなびいて


タクはそれをやかましそうに退けながら口を開いた。



「オレも次のテスト受けようかな、って思ってさ!

どうせなら一緒に行った方が長官も楽だろ?」




『…そうだな。
声かけなくて悪かったな』



するとタクはケラケラと笑った。




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