Forbidden Love
私は慌てて誤魔化し、チラッと見ると

レオくんは笑いを必死に噛み殺して俯いていた。




…この人は……ッ!




それから私は放課後まで
レオくんに教科書を借りられ、

ずっと那智くんの隣にいた。





「ねぇっ!
塚本くんてどこから来たの!?」



クラスの女子がワラワラとレオくんに集っていて、
そんな会話を聞いた。




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