Forbidden Love
「レオくん苺のパン食べたかったの?」



コイツ…ι



『―ホラ…』




俺は彼女の目の前にパンを差し出した。



「なぁに、コレ?」



『何って、パン』



「それは分かってるけど…」

『だぁ~もう!
もう1つやるって言ってんだよ!』




だんだん俺はなんか恥ずかしくなり、

彼女の手をとって無理矢理持たせた。




「…ぁ…ありがとうっ♪」


『別に……。
アカネ、帰るぞ』




俺はズカズカと大股で教室に帰った。


その後ろから彼女がちょこちょこと付いて来る。




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