Forbidden Love
『な、ななななんでレオくんがここにいるの!?』



私はパニックになった。

しかし、当人は冷たいくらいに冷静だった。





「今の俺は他のヤツには見えてねぇから気を付けろ。

独り言になっちまうぞ。



―俺なしで上手く行くと思ってんのかよ?」





『ゔ…それは…』



「あんなに公園ではいい感じだったのに

いきなり辛気臭くなったりしやがって」




腕を崩して頭を掻く姿に私は疑問を抱いた。




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