Forbidden Love
~Reo side~


くそ!

なんで自分からアピールしないんだよ!



これじゃあ学校と大して変わらないじゃねぇかッ!




俺は色々試して2人を近づけさせていったが、



当人がちゃんと積極的になっていない…。





『これじゃあマズイ。
強行突破に入るしかねぇ』



俺は綺麗なオレンジ色の空を眺めてから

那智の前で彼女に耳打ちした。




『あの箱の中で告白しろよ?いいな?』


っと―…。




彼女は案の定熟れたリンゴのように真っ赤になった。



< 99 / 363 >

この作品をシェア

pagetop