[完]愛しいキミは♂大親友♀ 〜女装男子の悩める日々〜
「そんなことないよ。
あんなかわいそうなことに
なっちゃったのに、オレも
何もできなかったんだからさ」
「先輩………」
やっぱり風見先輩って、
すっごく優しいんだな。
女の子に囲まれてて身動き
とれなかったんだから、
ホントにこれっぽっちも
先輩が悪いことなんてないのに。
(思ってたとおりの、
紳士な人だ……)
あたしってすごく幸せ
だなぁって思いながら、
あたしはバッグからあの
プレゼントを出した。
「遅くなっちゃったけど……
お誕生日、おめでとう
ございます」
_
あんなかわいそうなことに
なっちゃったのに、オレも
何もできなかったんだからさ」
「先輩………」
やっぱり風見先輩って、
すっごく優しいんだな。
女の子に囲まれてて身動き
とれなかったんだから、
ホントにこれっぽっちも
先輩が悪いことなんてないのに。
(思ってたとおりの、
紳士な人だ……)
あたしってすごく幸せ
だなぁって思いながら、
あたしはバッグからあの
プレゼントを出した。
「遅くなっちゃったけど……
お誕生日、おめでとう
ございます」
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