[完]愛しいキミは♂大親友♀ 〜女装男子の悩める日々〜
「あ、さっきの帽子の子。
いいねーデート。
楽しそうだね、頑張ってねー」
謎のチャラ男みたいな口調で
言って、オレは二人に
ヒラヒラと手を振る。
風見はムカついた顔で
何かを言おうとしたが、
結局時間のムダとでも
思ったのか、グッと飲み
込んであんずに言った。
「……行こう、あんずちゃん。
遅れるよ」
「あ、は、はい……」
いつの間にか映画館はすぐ
目の前だ。
二人は急ぎ足で中に入って
行った。
チケットは風見が持ってる
って言ってたから、当然
売場には寄らない。
_
いいねーデート。
楽しそうだね、頑張ってねー」
謎のチャラ男みたいな口調で
言って、オレは二人に
ヒラヒラと手を振る。
風見はムカついた顔で
何かを言おうとしたが、
結局時間のムダとでも
思ったのか、グッと飲み
込んであんずに言った。
「……行こう、あんずちゃん。
遅れるよ」
「あ、は、はい……」
いつの間にか映画館はすぐ
目の前だ。
二人は急ぎ足で中に入って
行った。
チケットは風見が持ってる
って言ってたから、当然
売場には寄らない。
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