[完]愛しいキミは♂大親友♀ 〜女装男子の悩める日々〜
「……………っ!!!」
鼓動が、スピードアップした
機関車の走行音のように
一気に高まる。
(ウ、ウソーッ?
ど、どーしたらいいのっ!?)
ふざけてるのかな?
こ、こんな時どう反応
すればいいのか、ちっとも
わかんないよ……!
あたしは銅像のように
固まって、歌詞の映る
TV画面をずっと見てた。
やがて曲が終わり、先輩が
マイクを置く――…。
「………先輩?」
どうしたのかな。
――先輩が、それ以上動かない。
曲は完全に終わって、画面も
新曲の宣伝画面とかに
変わっちゃってるのに……。
_
鼓動が、スピードアップした
機関車の走行音のように
一気に高まる。
(ウ、ウソーッ?
ど、どーしたらいいのっ!?)
ふざけてるのかな?
こ、こんな時どう反応
すればいいのか、ちっとも
わかんないよ……!
あたしは銅像のように
固まって、歌詞の映る
TV画面をずっと見てた。
やがて曲が終わり、先輩が
マイクを置く――…。
「………先輩?」
どうしたのかな。
――先輩が、それ以上動かない。
曲は完全に終わって、画面も
新曲の宣伝画面とかに
変わっちゃってるのに……。
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