[完]愛しいキミは♂大親友♀ 〜女装男子の悩める日々〜
異様な光景だけど、気に
する様子もなく笑顔で
子供と戯れてるのは、
間違いなくあんずだった。
(何やってんだアイツは……?)
今日はオレが入ってる美化
委員の用事で遅かったから、
あんずは亜希達と一緒に
先に帰ったはずなのに。
耳を澄ますと、かすかに
話してる内容も聞こえてくる。
「お姉ちゃん、どーして
お砂で遊びたいの〜?」
「えー? なんか、全部
忘れてパーッと遊びたく
なったんだよぉ。
いいでしょ? お姉ちゃん
お城作るのも上手だよ〜☆」
_
する様子もなく笑顔で
子供と戯れてるのは、
間違いなくあんずだった。
(何やってんだアイツは……?)
今日はオレが入ってる美化
委員の用事で遅かったから、
あんずは亜希達と一緒に
先に帰ったはずなのに。
耳を澄ますと、かすかに
話してる内容も聞こえてくる。
「お姉ちゃん、どーして
お砂で遊びたいの〜?」
「えー? なんか、全部
忘れてパーッと遊びたく
なったんだよぉ。
いいでしょ? お姉ちゃん
お城作るのも上手だよ〜☆」
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