[完]愛しいキミは♂大親友♀ 〜女装男子の悩める日々〜
★★★★★
公園に戻ってみると、
あんずの姿はチラッと
見えたが、何だかさっき
とは様子が変わっていた。
あんずは備えつけのベンチに
座ってて――その周りを、
数人の子供が困り顔で
取り囲んでる。
(なんかあったのか――?)
オレはマスクと眼帯の
位置を確認しながら園に
入り、思い切って声をかけた。
「どうかしたのか?」
「え………!?」
子供達はパッと顔をあげたが、
声の主がオレだとわかると、
ソッコー表情が強張る。
(ま、ガキから見りゃ
不審者だわな)
_
公園に戻ってみると、
あんずの姿はチラッと
見えたが、何だかさっき
とは様子が変わっていた。
あんずは備えつけのベンチに
座ってて――その周りを、
数人の子供が困り顔で
取り囲んでる。
(なんかあったのか――?)
オレはマスクと眼帯の
位置を確認しながら園に
入り、思い切って声をかけた。
「どうかしたのか?」
「え………!?」
子供達はパッと顔をあげたが、
声の主がオレだとわかると、
ソッコー表情が強張る。
(ま、ガキから見りゃ
不審者だわな)
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