[完]愛しいキミは♂大親友♀ 〜女装男子の悩める日々〜
なんてな。
ホントは会うために、
大急ぎで駆けつけたんだけど。
けどそんなことは露とも
知らないあんずは、
嬉しそうに頬を赤らめて、
「あたしもです!
でも、会えてよかったです。
あの時はありがとう
ございました。
それで、これ――…」
鞄から取り出したのは、
言うまでもなく、オレが
貸したあのハンカチだ。
「本当にありがとうござい
ました。
あの時はちゃんとお礼も
言えなくて……」
「そんなの全然かまわないよ。
ハンカチ綺麗にしてくれて、
なんかこっちこそありがと」
_
ホントは会うために、
大急ぎで駆けつけたんだけど。
けどそんなことは露とも
知らないあんずは、
嬉しそうに頬を赤らめて、
「あたしもです!
でも、会えてよかったです。
あの時はありがとう
ございました。
それで、これ――…」
鞄から取り出したのは、
言うまでもなく、オレが
貸したあのハンカチだ。
「本当にありがとうござい
ました。
あの時はちゃんとお礼も
言えなくて……」
「そんなの全然かまわないよ。
ハンカチ綺麗にしてくれて、
なんかこっちこそありがと」
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