[完]愛しいキミは♂大親友♀ 〜女装男子の悩める日々〜
オレはさすがに目を
見開いて動きを止める。
「てめぇ……見てたのか!?」
オレがあんずと会ってたのを、
どこかから盗み見してやがった!?
「悪いか。
この間はいきなり人の服
持っていきやがって、
何をしてるのか確認する
のは、当然の権利だろうが」
しゃあしゃあと言って
のける悟に、オレは
たまらず掴みかかる。
「何が当然の権利だ!
隠れて見るなんて薄汚い
ことしてんじゃねーよっ!」
「お前に言われたくない。
お前こそ、何をしてるんだ?
まさか広崎あんずに
バラしたんじゃ――」
_
見開いて動きを止める。
「てめぇ……見てたのか!?」
オレがあんずと会ってたのを、
どこかから盗み見してやがった!?
「悪いか。
この間はいきなり人の服
持っていきやがって、
何をしてるのか確認する
のは、当然の権利だろうが」
しゃあしゃあと言って
のける悟に、オレは
たまらず掴みかかる。
「何が当然の権利だ!
隠れて見るなんて薄汚い
ことしてんじゃねーよっ!」
「お前に言われたくない。
お前こそ、何をしてるんだ?
まさか広崎あんずに
バラしたんじゃ――」
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