[完]愛しいキミは♂大親友♀ 〜女装男子の悩める日々〜
だから素直に頷くと、
亜希はニヤリと笑って、



「ほら。だからそれが
恋だってのよ。

――いい、あんず?

恋愛に時間も回数も、
話の内容も関係ないわ。

ようはフィーリングよ。

それが一番大切なんだから」



「フィーリングって……」



そりゃ、それも大事だろうけど。



でも、会った時間も話した
内容も、やっぱ思いっきり
関係するでしょ。



(あたしはまだ太郎さんの
ことほとんど知らないし……

それに少し前までは、風見
先輩が好きだったんだよ)


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