[完]愛しいキミは♂大親友♀ 〜女装男子の悩める日々〜
『ゴ、ゴメン……。

あんまビックリしたから、
飲んでたお茶噴いちゃって……』



「あ、そうなんだ。

ゴメンね、驚かせて」



お茶噴くほどの内容だった
かな? とは思いつつも
謝ると、陵は『ううん』と
返事した後、



『―――で? どういう
ことか、わかりやすく
まとめて説明してくんない?』



「わかりやすく――…。

えと、さっきのでわかん
なかった?」



『悪いけどサッパリ。

時間がどうこうはまぁ
置いとくとして。

山田さんを……その、
“好きかもしれないんだって”
ってのは、どーゆーことよ?』


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